理事長のんちゃんのこと

理事長 岩 本 希
~略 歴~
1988年北海道函館市生まれ札幌育ち
北海道札幌啓成高等学校卒業
北星学園大学社会福祉学部卒業
北星学園大学大学院修士課程修了
2013年~北星学園大学実習助手
2017年~北翔大学健康福祉学科講師
2023年~独立、現在に至る
現在複数の大学、専門学校にて講師と
して社会福祉、社会貢献、地域で暮らすことを教えながら地域実践に取り組んでいる。
趣味/特技・・・歌うこと/発案
好き/嫌い・・・うす~い味噌汁/虫
資格 社会福祉士、保育士ほか
*個人インスタもぜひご覧ください!
恩おくりの「のんちゃん」こと、
ページをご覧いただき、ありがとうございます。
理事長の岩本 希(いわもとのぞみ)と申します。
社会を変えることなんてできないかもしれないけど、
一人でも多くの人が優しさを遠慮なく送り、受け取り、
すべての人が安心して暮らせる社会になるよう働きかけることを諦めたくない。
そんなことを思っています。
高校時代、ボランティアサークルに所属し子ども、遺児、貧困、高齢者、障害者やその家族向けなど
さまざまなボランティア活動に参加してこんな疑問が浮かびました。
「なんで対象別の活動ばかりなんだろう。だから差別も偏見もなくならないんだべ」
「もっとみんなが一緒に集まってつながる場所があればいいのに」
こんな思いから、「困っている人が困ったままなのは変な社会!」という疑問を持ちました。
そんな経験と、幼少期から同居していた祖母の老いと生活の変化を間近で見ていた影響から
福祉を学ぼうと福祉系大学へ進学しました。
ホームレス支援団体での活動や社会福祉士の実習、講義で学んだコミュニティワークなどから
「住み慣れた地域(自宅)で暮らし続ける」ために、どうしたらいいのか?を
もっと考えてみたくなりました。
6年間勤めた大学では、社会福祉学を教えつつ江別市内の居場所づくりなどに取り組みました。
本当に様々な生活背景のある大学生や住民らとかかわる中で
「誰もが自分らしく生き、自分らしく死ぬこと」を実践から追究したくなりました。
思い切って退職し、支え合いの地域づくりへ全力で挑戦しようと覚悟を決めました。
住み慣れた地域で暮らし続けるために必要なこと、
それは「誰もが認め合い支え合うこと」ではないでしょうか。
私自身も皆さんに助けられながら、江別市に留まらず「認め合い支え合い、そして育ち合う」社会を発信していけるよう、頑張っていきます。
私は生まれてから今まで人や環境に恵まれ、本当に幸せに日々を過ごしています。
でも周りには、さまざまな生きづらさを抱えている人がたくさんいる。
自分らしく幸せに生きることができない人がたくさんいるこの社会へ疑問を抱いています。
人に頼らず生きることではなく、頼り頼られながら生きることがどれだけ素敵なことか。
【学会発表・講演実績】
2018年3月 北海道地域福祉学会全道研究大会口頭発表
「地域住民による支え合いの拠点(居場所)づくり支援事業
~すべての住民を対象とする地域経社会の実現に向けて~」
2021年2月 江別ライオンズクラブ例会
「地域の居場所のススメ方」
2022年10月 蒼樹大学講座講師
「今、求められる地域の居場所」
2022年12月 江別市自立支援協議会学習会講師
「これからの福祉の担い手ー教育的目的としての第三の場、地域の居場所ー」
2024年1月 北海道教育庁令和5年度石狩管内道徳教育セミナーシンポジスト
「子どもたちがよりよく生きるための道徳性の育成~地域実践者の立場から~」
2024年5月 江別市高齢者クラブ連合会女性の集い講演
「子ども食堂とは何か」
2024年11月 札幌BBS連盟講演
「子どもを取り巻く環境と子ども食堂の可能性」
2025年1月 北海道生協連新年学習交流会 講演
「こども食堂が果たす地域コミュニケーションの可能性と協同組合への期待」
2025年5月 江別西ロータリークラブ例会 講演講師
「NPO法人恩おくりの活動~子ども食堂を中心に~」
2025年5月 北海道野幌高校 コンソーシアムガイダンス
「誰もが安心して暮らし続けられる社会」
2025年5月 星槎道都大学 地域福祉論ゲストスピーカー
「誰もが支え合い安心して暮らし続けられる社会を作る」
2025年6月 北星学園大学 伊藤ゼミゲストスピーカー
「卒業生講話 誰もが支え合い安心して暮らし続けられる社会を作る」
2025年6月 日本福祉大学 合同ゼミゲストスピーカー
「育ち合う地域の居場所づくりと福祉のお仕事~北海道江別市の取り組み~」